2011年2月5日土曜日

駆け抜けろゼブラストライプ

そんで卒展に感銘受けた昨日の今日、畑本氏(http://twitter.com/tigusayayoiの工房に見学に行ってきた。

染物の知識は全くない。
ただ、それが甚大な労力や集中力によって作られとるいうことはわかる。


なので今日は、彼の仕事ぶりよりも、設備や保存されてる品を見る為のイベントだった。



職人の仕事場ってのは楽しい!

知らない道具や設備が山ほどあって、
そのギミックをいじって動かす時なんかむっちゃワクワクする。

この写真の場所が柄をつける工程の主な作業場。

この長い机にダランと乗せた生地に、型紙をあてて糊をあてていき、その後、染料につけるのだそうだ。


 完成した生地はとてもiPhoneの写真なんかでわかるもんじゃ
なかった。
着物の生地って、遠くから見たら無地で、近くでみるととても細かい文様が現れてきますよね。

あれすごい好きなんです。


だから彼がじっくり進めているという、生地のスキャン&アーカイブ化を待つことにする。

目が飛び出る位の値段のついた型紙も見せてもらった!


この模様、全部が一枚の型紙から作られたものだから繋がってるんだぜ!


型紙師は「染めてみろや」という気概で命を削って型紙を作り、

染師は「どうこれ^^」って顔で、自分の技術を駆使して一つの型紙から全く違う顔色の作品を作る。


そういういたちごっこなプロセスが行われてこの世界は切磋琢磨と回っているそうです。



なんだか素敵な話をきいた。

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