2012年2月5日日曜日

発表するということのメモ

◆発表とは

  情報を他人に対して伝達すること

  たとえば、

  ・討議で意見を発表し合う
  ・学会で成果を発表する
  ・愛を告白する

  などがある。


  発表は数と関係性で、

  + 集団の中の発表:多数 ←→ 多数
  + 一方的な発表  :1人  →  多数
  + 相互の発表    :1人 ←→ 1人

  にわけられる。

  以下、

  + 集話
  + 独話
  + 対話

  と呼ぶ。


  すると、

  ・討議は「集話」
  ・学会は「独話」
  ・告白は「対話」

  となる。


◆発表の力

  発表の目的、

  - 説得する
  - 説明する
  - 感銘を与える

  この3つ。

  すると、

  - 討議では「説得する」
  - 学会では「説明する」
  - 告白では「感銘を与える」
 
  ことになる。


  すなわち、

  ・討議は「説得する集話」
  ・学会は「説明する独話」
  ・告白は「感銘を与える対話」

  となる。


  これらを組み合わせると、
 
  例)井戸端会議は      「説明する集話」
      ピアノの発表会は  「感銘を与える独話」
      営業マンのトークは「説得する対話」

  などなど。


◆ここからは

  「説明」に絞って書いていきます


◆説明とは

  ・知らない人
  ・知ってても不十分な人

  に、
 
  情報をわからせる
 
  ことです。


◆説明の技術

  説明は、
 
  ・わかりやすく
  ・丁寧
 
  でないといけない。


  2つのこと、

  1.記憶力の補助

     ・簡単な言葉を用いる
     ・順序よく進める
     ・重要なことを繰り返す

  2.想像力の補助

     ・図や絵で示す
     ・声に抑揚をつける
     ・実演や動作を用いる

  気をつけよう。


◆説明の手法

  説明には、

  「流れ」
  「ストーリー」
 
  これが大事。


  これには色々ある。

  ・時間の順序に従う
    → 歴史の本

  ・場所の順序に従う
    → 家電の説明書

  ・事実を示す
    → 裁判

  ・統計を用いる
    → ランキング

  ・比較(グルーピング)を行う
    → この投稿

  まだまだまだまだある。

  けど、


  以上。(疲れた)

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参考文献:『話の事典』(平井昌夫)
            → 今日図書館で借りた
               → 面白い。